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2019.10.29(火)

イラク レポート#2

今回、最初に訪れたのは、JIM-NET HOUSE(小児がん包括支援施設)でした。

 

湾岸戦争以来、劣化ウラン弾や、化学兵器が使用されたことで、子供たちのガンや白血病の発症が多いの

だそうです。しかし彼らを取り巻く境遇は非常に厳しく、抗がん剤の不足、治療費の捻出が難しいケース

など、多くの問題が子どもとその家族に重くのしかかっている状況があるとのこと。それを少しでも軽く

し、改善していこうと活動しているのがJIM-NETという特定非営利活動法人。(詳細はHPをご覧下さい)

そのJIM-NETが運営するハウスは、患者である子供たちとその家族がともに寝食しながら治療に取り組

める拠点となっていました。

 

 

 

 

 

演奏を聴いて手をたたき歌う子どもたち、涙するお母さん、微笑みあう姉妹。

 

終演後は、それぞれお気に入りの楽器を弾いてみる(叩いてみる)楽しい時間へ。この光景は世界どこへ

行っても変わらない!音楽のチカラ。そして世界に共通する子供たちの素直な感性。

 

元気になってもらえたかな?

私たちも元気をもらったよ。

 

2019.10.23(水)

イラク レポート #1

BABAGANOUJ PROJECT 2019で、9/29〜10/5までイラクのクルド人自治区アルビール(Erbil)を訪問しました。

 

アルビールはイラクの北部に位置する街で、このエリア一帯がクルド人自治区となり、イラク中央政府とは
違う、ある程度の独立性を持った地域とされています。

 

街はとても安全かつおだやか。人々もやさしく、すれ違う時には気さくに声をかけてくれるような親しみ
やすい土地柄です。

 

 

日中の熱さを逃れて、夕方から夜にかけてはたくさんの人が街にくり出し、夜は市場の周りはこのにぎわ

い。

 

中東と言えば、戦争、テロなどの危険なイメージを持たれる方も多いようですが、現在のイラク・アルビ

ールにおいて、そのイメージが当てはまることはありません。どんな時間でも安心して街を歩けるという

治安のよさは格別でした。

 

 

食事はとてもバラエティーに富んだもので、野菜、肉、魚、穀物、果物、そのどれもが新鮮で美味しい。

左からシャワルマ(ケバブをうすいパンに挟んだもの)、付け合わせの野菜、ナッツ類、ホブス(薄焼きのパン)、
マスグーフ(鯉のグリル)。どれもスパイスは控えめで塩味も濃くないので、食べやすい!

他にも、ひよこ豆のペーストや、ルッコラのサラダなど、品数が豊富でとてもゆたかな食卓です。

 

 

 

そんな街アルビールを舞台に、多くの人と出会い、音楽を通して触れ合い、深い歴史の一端を教えてもらう

機会にも恵まれました。詳しくは続編にて。ただこのおだやかな営みは様々な歴史の上になりたっている事。

そしてこの地に身を置いてみると、見えてくる自分の国のこと。

 

このブログを通して、少しでも身近に感じてもらえるトピックになってもらえればと思っています。

2019.06.28(金)

Season’s greeting

 

毎年恒例となった、横須賀しょうぶ園での演奏。

箏の馬場 信子さんと、尺八の善養寺恵介さんとご一緒させていただきました。

 

知人の紹介でレコーディングに参加させていただいたのが縁となって、馬場さん

と一緒に演奏するようになりました。

 

このしょうぶ園のコンサートは、一年に一回、善養寺さんと3人で音を出す、

まるで”今”を確かめるような、大切な時間です。

 

ありがとうございました。

 

 

 

2019.06.17(月)

Good stage!

昨夜は、チャンティLive in 桜座。甲府にてライブでした。

 

チャンティとのお付き合いもずいぶん長くなって、山梨での活動といえば、彼女がたくさん

の繋がりや声がけをしてくれたからこそ実現したものばかり。そんなチャンティの節目とな

るステージに参加できたことが、何よりもうれしいことです。

朗読あり、歌あり、インストあり、ソロあり。

 

いいステージでした。

 

そして、桜座の音、よかった。

 

バイオリンの野武くん、ダンスの莉亜ちゃんも素晴らしかった。

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

 

2019.06.03(月)

Thank you!

 

よしうらけんじPercussion Solo Live、無事に終了しました。

ご来場の皆さま、本当にありがとうございました。

 

 

年に1回のこのライブ、たくさんの応援をいただいて今年も開催することができました。

 

 

スペシャルゲストで登場してくれた、峯モトタカオさんのハンドパンの音色も

素晴らしいものでした。パーカッションと相性も抜群で、時間を超えて1つの

ステージを作ることができて本当によかった。

 

今年は、お客さんと一緒にリズムを楽しもうという企画も成功。また、ステー

ジ横のフレームドラムに映像を投影したり、できるだけ多くの種類のパーカッ

ションを聴いてもらおうというバラエティーの広さも出すことができました。

 

同時に

「あれもやりたかった」

「このお話もしたかった」

という想いも少し残っています。

 

それはまた来年以降に。

かならず形にしていきたいと思います。

 

ご来場の皆さま

楽屋の方々

スタッフのメンバー

本当にありがとうございました!